初めて障害を背負い、まずどうしていいか分からない人へ

今回は、最初にやる必要があるであろう障害者手帳のお話をしていこうと思います。

障害や病気を背負い、最初の1歩をどうやって踏み出そうか悩んでいる人は、このまま読み進めていってください。




何をするにも障害者手帳が必要

実は、障害者手帳を交付してもらっていない人は「障害者として認められません

確かな病気、症状を抱えていたとしても、以下のようなことが始められないんです。

・障害者枠で就職を始める

・障害者年金を申請する

・障害者の就職支援サービスを利用する

今まで健康だったのに、障害者として正式に手帳をもらわなくてはいけない。

この事実に、はじめは戸惑い、不安を抱える人も多い事でしょう。

障害者さんの就職には、主に「オープン(障害を会社に打ち明ける)クローズ(障害を隠して就職する)」の2種類がありますが

会社に障害を打ち明けて、お仕事をするにも、必ず「障害者手帳」が必要になってきます。

障害者手帳は、障害を抱えている事を証明する、証明書のような役割もあるんです。

生まれつき、身体に障害を抱えている人は、すでに障害者手帳を持っている人も多いと思いますが

うつ病や統合失調症(精神分裂症)を抱えてしまった人などは、自分から申請する必要があります。

障害者手帳の取り方

障害者手帳は、かかりつけの病院に頼れば、問題なく取ることが可能です。

ただ、1つ頭に入れてほしいことがあります。

それは「障害者手帳は必ず手に入れられるとは限らない」ということ。

障害者手帳の交付には、医師の診断書などが必要になってきます。

あなたの抱えている症状などから、障害者と認められない可能性もあります。

また、手続きを始めてから、手帳の交付までは数か月の時間を要することがあります。

学生の間に障害を抱えていてしまった人は「就職活動が始まる前に、手に入れておけるよう、早めに対応するようにしてください。

障害者手帳のメリット

障害者として就職活動が可能になるといったことを除き、障害者手帳にはほかにも大きなメリットがあることをご存知ですか?

障害を抱えていると認められている人は、いろんな面で、経済的配慮を受けることが可能なんです。

障害者さんに対するこのような配慮は、「障害者等級・住んでいる場所によって異なります。」

障害者手帳を交付する手続きの際に、地元ではどのようなサービスがあるのかといった内容を教えてもらえるかもしれませんが、場合によっては自治体などに確認を取りましょう。

特に目立つ配慮

・NHK料金の減額

・税金の控除

・ケータイ会社の料金割引

・公共交通機関の割引

などなど

障害を背負い、経済面で苦しくなってしまった人は、これらの配慮を受けることをおすすめします。

私も、月々のケータイ料金が、ほんの少しだけ安くなっていることが、ありがたかったです。

 

精神障害者の手帳は、2年後に更新が必要

身体に障害を持たれている人は、ずっと更新が不要な手帳を持たれている人も多い事でしょう。

ですが、精神手帳は2年ごとに更新が必要になります。

この更新「実はとても大事な事なんです。」

税金が急に高くなった私の実体験

私は、就職をするために精神手帳を手に入れましたが、今はパソコンを使って家で仕事をするフリーランスです。

就職する必要がなくなったため、私は障害者手帳の更新をしませんでした。

私のような自営業に当たる人たちは、自分で確定申告をしなくてはいけません。

今まで、税金の控除を受けて安くすんでいたのですが、更新をしなかった年は、この障害者さんに認められる控除が適用されなくなりました。

このことから、以下の事が考えられるんです。

障害者枠で就職している人は、税金が高くなるかもしれない。

会社が年末調整などをする際に、障害者手帳の更新をしていなかったから、あなたは税金の控除を受けられない可能性があります。

加えて、あなたが更新をしていないのに、会社の経理の人が更新しているという前提で作業をすれば、最悪脱税になる可能性も考えられるでしょう。

このようなことから、障害者手帳の更新はしっかりと行う必要があると考えられます。

ちなみに、障害者手帳の更新は、期限が切れる3か月前から可能となっています。

 

障害者として第一歩を踏むためにも、障害者手帳は必要

病気の症状が確かにあっても、障害者手帳がなければ、障害者として活動をすることはできません。

初めて障害者になった人は、自分が障害者になることに悔しいと感じる人もいるかもしれません。

今の自分としっかりと向き合い、障害者と認めてもらうことが、自分にとって必要だと判断したのであれば

まずは手帳を取ることから始めてみてください。