自分を受け入れて、進む決意ができたら、次は上手に生きていくための対策を考えていきましょう。

今回は、新しいあなたの人生が少しでも楽になるよう、対策面でのアドバイスを書いていこうと思います。




必要な対策を用意しよう

皆さんはヘルプカードというものをご存知ですか?

・ズボンの下に、義足を付けている

・片腕はないけど、普通に服を着てるので、手がない事に気づかれにくい

・体がだるく、常に動くことも苦しい病気を抱えている

このように、周りの人が一見、分からないような障害、病気を抱えている人が

「私は病気を抱えています。よければ、バスや電車で席を譲ってください。」と主張するカードです。

落としの寄りの人は、見ただけで譲らなければいけないとわかりますが、病気であることが一見分かりにくい人は

席を譲ってもらいにくいのです。

病気を背負い、公共交通機関を利用している人は、このような対策を用意しておくこともいいでしょう。

病気を背負った時に行った私の3つの対策

緊急時用のメモを用意した

私は、専門学校に入学後、すぐに解離性障害という病気にかかりました。

これにより、身体が突然動かなくなったり、意識が落ちて倒れるということが日常茶飯事となりました。

私は、身体が動かなくなったり、意識を失って倒れるのは、一時的なものなのです。

だから、少し休めば回復するのですが、

私の症状を初めて見た人は、心配して救急車を呼んでくれたのです。

日常的にこのような症状がおこるので、心配して対応してくれるのは心から感謝しているのですが

倒れるたびに救急車を呼んでしまっては、救急隊の人に迷惑をかけてしまうのです。

学校の先生や生徒のみんなは私の事情を知っているので大丈夫なのですが

問題は、私が街中で突然倒れた時なんです。

そんなときに、少しでも素早く対応できるよう

私は常にバックの中に

・本名

・病気の名前

・倒れたらどうしてほしいのか?

といった内容をまとめたメモを用意しておきました。

障害や病気を抱えながら、なお努力を重ねようとしている人は、自分を把握できるようになるまで、たくさん苦しい事が待っていると思います。

もし、街中や人がいるところで、問題が起きた時「自分が何をしてほしいのか?」といった内容がすぐにわかるよう、対策をすることが大切です。

救急車で運ばれる際に、用意しておきたい情報

救急車で運ばれる際、救急隊の人は、病人の情報を確認してくれます。

名前は何なのか、家族はいるのか、家族の電話番号が何なのか?

これらを救急車の中で、聞いてもらえますし、意識がない時はバッグの中の持ち物などから調べてくれます。

また、救急車に乗った患者さんを、どこに運べばベストなのかを救急隊の皆さんは、知る必要があるのです。

例えば、精神的な病気であれば精神科に連れていく必要がありますが、心臓の病気などであれば、手術が出来る大きな病院へ運ばなくてはいけません。

しゃべることができなくては、救急隊の人も、あなたが何の病気なのか分からないため、救急車に乗ったとしても「どの病院に行けばいい変わらないんです。」

そのため、病気の名前、症状、病気が発症したときは、どのような対応をしてほしいのかといった内容を書いておくといいでしょう。

失語症の時の言葉カードを作った

解離性障害を抱えている私は、一時的な記憶喪失や失語症になることもありました。

今はケータイがあるので、口が動かなくなっても、ケータイに文字を入力することで会話することができました。

障害を抱え、まだ間もない時、突然声が出なくなったことを、教室のみんなに伝えることができなかったんです。

私の事を親身に思ってくれる友人が、私の様子がおかしい事に気づき、保険室へ運んでくれました。

ですが、話せないから言葉が話せないことを伝えることができないんです。

そんな時、あ!ケータイ!!と、すぐにケータイでメモ帳を開き、私は文字を入力して、言葉が離せない事を伝えました。

しばらくたった後、言葉は話せるようになったのですが、友達は私が話せなくなったとき「ケータイ筆談!」と言ってくれて

気にかけてくれました。

おぉ、ケータイ筆談・・・なるほど、新しい単語だ。といった経緯から、私は言葉が話せなくなったとき、ケータイ筆談ができるようになりました。

ケータイで話せる段階はいいのですが、症状がひどく、伝えたいことすら思考することができないレベルの状態になった時

自分の中で言葉や単語をくみ上げることができずとも、文字をみれば、その中から伝えたいものがどれなのか、かろうじてわかるんじゃないか?といった賭けに出れるよう

伝えたい内容を単語帳にいくつか書いておきました。

先生にこういう時はこうしたいといった主張をしていた

私は突然、身体の半身が動かなくなることがありました。

授業中、先生に体が動かないといった時や、机から転げ落ちて倒れる時

クラスのみんなが一斉に机をどけて、運び出せるようにしてくれたことには、申しわけなさと感謝の気持ちでいっぱいです。

私は、身体が動かなくなったとき、「体が動かないことを伝え、無理に動こうとしていました。」

ですが、この病気と長く付き合う過程で

「どうせ、動かなくなるんなら、動かなきゃいいんじゃね?」といった究極の結論を導きだしました。

私は授業中、身体が動かなくなりそうになったら「先生!イエローカードです!動けなくなるので、寝てていいですか!」

と、その場で主張し、了解をもらってその場で楽な姿勢になるという対処法を導きだしたのです。

 

生活でも仕事でも対策があなたを救ってくれることがある

例えば、仕事中に突然、具合が悪くなったとき、会社の人と何らかの合図を決めれば、病気が悪化する前に対策を打つことができます。

突然、パニックになるのであれば、仕事内容をサルでもわかるようなマニュアルを自分で作ってしまえば、いざという時も、大丈夫になるかもしれません。

自分を把握することで、自分に何をしてあげればいいのか?

これをしっかりと把握できるようになれば、上手に問題に対処することが少しだけできるようになると思います。

このような対策を考えてみてください。